関西CX 第10戦 桂川
コース前半はスピードが乗る平坦な草や土、コース後半は高低差1.5mほどのキャンバー(傾いた斜面)を登ったり降りたりする。
前半は踏み続ける力、後半はいかにキャンバーをスムーズに走れるか、また路面が凸凹なのでコース取りなど考えてスピードを維持できるように。
出走は100人超え、ほぼ最後尾からスタート
スタートからの直線、スピードが出る。
コース右側からスタートしたので、右端から追い抜きながら走るが、大きな集団内でのスピード感にビビってしまった。もう少し突っ込めたけど、無理せず第一コーナーへ。
1周目はコース後半もずっと混雑していてキャンバー区間も乗車出来ずランニングが多かった。2周目に入ると集団がかなりばらけて走りやすくなる。
周回を重ねるごとに難しいところもうまく走れるようになっていくけど、前をどんどんと追い抜いていけるほどではなかった。
レース中、70番手あたりをキープ
その順位でも力を出し切って走れたらいい。
そう考えながら最終周回を迎えた。
前を追うが簡単には差が詰まらず、後ろには抜こうとする人がいる。
そんな状態でコースの中間にあるアスファルトへ侵入した。
それまでの周回と変わらず、同じように走っていたはずだった。しかし、そこでスリップして落車した。顔の右側がアスファルトに叩きつけられた。
頭はヘルメットで守られたけど、軽い脳震盪のようで少し意識が飛んだ。
少し待ってから立ち上がると意識がしっかりしたことを確認し、身体も動きそうだったのでまた走り出していた。
順位はどうでもよくなり、とにかく完走だけを目指してゴールまで走っていた。
最終周回、力が入っていたのか。もっと落ち着いて走るべきだったか。
身体の擦過傷と翌日になって打撲の痛みが出てきた。
金曜日の体調不良、日曜日に2度の落車…
しかし、悪いことはずっと続かない。
次へ向けて走るんだ。