https://news.jsports.co.jp/cycle/blog/rinseisodan/2023/03/post-32.html
自転車競技人として、安全について考える興味深い記事。
YouTubeで栗村さんの話を聞いていて、まず同感したのは『明日は我が身』というところだ。
ロードバイクに乗っていれば、乗れば乗るほど落車する確率は高くなる。どんなにテクニックがあって、安全意識が高い人でもその可能性はある。
昨年のインカレでの死亡事故を知ったときは衝撃を受けたけど、しかし自分からは遠い話としてすぐに忘れてしまっている自分がいた。
自分も自転車競技をするのに。
人は自分の身近でのことでないと自分のこととしては考えにくい。
昨年母が亡くなって、身近な人が突然いなくなってしまう現実を味わった。父親も姉も自分も
半年経ってもその事を忘れる事はない。
だから自転車に乗っていて、もし自分が死んでしまったら家族がどういう想いをするかは想像できる。
出来る対策があるならするべき、明日は我が身だと思って自転車に乗っているけど、まだ自分の考え方の甘い部分もあるし、さらに競技となるとどうだろうか。
栗村さんが自転車競技をやる人について怖いもの知らず、と表現している。
自分自身も怖いもの知らずだと思う。シクロクロス大会で走っていればスリップして転ぶ事はよくある事だし、脚に擦り傷ができるくらい普通だと思っていた。
しかし、これがロードレースになるとリスクはもっと高くなる。スピードが出るし、アスファルトに叩きつけられたら身体へのダメージはとても大きい。
大学生レーサー 石田さんのプロテクターをつけてレースを走る取り組み、とても関心を持つ内容だった。
自分は安全に走るためにテクニック的なことや冷静に走ることなどはいつも考えているけど、このような身体を守る考えはなかった。
自分もすぐにプロテクターとは思わないけど、安全にもっと関心を持つという大切なことを改めて学んだ。