関西CX 富田林 M1 DNF

クリスマスのマイアミから一ヶ月

練習は順調にやれていて、少しずつ強度の高いことにも耐えられるようになってきた実感があった。

よって前回よりもいいリザルトを残すと意気込んで土曜日に大阪へ出発。

時間があれば前日試走をしたかったけど都合によりなし。

日曜日は6時に妻の実家を出発して7時前には富田林の会場到着、小雨のなか息子とコース試走。

今回のコースは河川敷の芝コース、ほとんどが平坦で直線とコーナーを繰り返す。

一部コブの場所があって登り下りと切り返しが必要

試走で息子に合わせてゆっくり走り、コースの難しいセクションだけ数回繰り返しておいた。

30分ほど走ってから受付してレース準備はいつもの流れで。

今回のレース前の構想

⭐︎スタートで出来るだけ前へと上がること

⭐︎難しいセクションは乗車にこだわらず大きなミスを犯さないこと

⭐︎直線の箇所でしっかりと踏んで順位を上げること

・レーススタート

ゼッケン89  なかなかスタート位置が最後列から抜け出せない。

左端からスタートして始めのコーナーまでに10〜20人は抜いた。

しかし、そこから番手を上げられず65番手あたりで抜きつ抜かれつする。

時間が経つにつれて各コーナーでのぬかるみが酷くなってきて、前半と同じようなコーナーリングではズルズルとタイヤが滑る。

一度前輪が完全にスリップして転倒、走りながら重心位置など最適化しようとするがなかなかしっくりこないままだった。

効果的だったのはコーナーリング中もペダリングをやめないこと。ハンドルをこじらず、バイクのセンターに乗ってトラクションを掛け続けるとタイヤが食いつく感触を得られた。

レース時間が30分を過ぎた頃、前を行く5〜6人のパックが見えたので追いつくべく頑張った。ジワジワと詰めて小さくアップダウンするところで追いつき左側から抜きにかかるが、スペースを詰められてしまった。だがそこで引かずに前へと進もうとしたとき、相手のバイクが自分のバイクの右側に絡んでしまった。

ディレイラーハンガーが折れた。

シクロクロスではたまに見る光景、だった。

こうなると、もう乗って走れない。

頭の中でDNFだ、と思ってしまった。

担いで少し走ってみるが、担いでのランニングが不慣れでヘルメットとサドルがガツガツ当たるし、ペダルが背中に当たって走りにくい。

その後、コースアウトしてレースを辞めている自分がいた。

トラブルが多いシクロクロス競技だけど、レース中にバイクが壊れたのは初めてだった。

順位は別として、毎レース力を出し切ってゴールを迎えることが喜びを感じる瞬間だったのに今回それがなく終わってしまった。

残るのは悔しさのみ。

終わったあと冷静になって考えると、走れなくなりランニングしているところでトップの選手が抜いて行った。その周回がラストでそのままゴールを迎えていた。

ということはゆっくりでも担いでゴールまで辿り着けば完走にはなっていたはず。

完走すれば1ポイント、DNFは0ポイント

そんな自分にも腹が立ってしまう。

 

⭐︎前へと向かうために反省をする

バイクトラブルで走れなくなってしまっても諦めなくていい。ピットへ予備バイクを準備する、または壊れても担いでゴールまで走ってみる。シクロクロスではそれが出来る。

担ぎの練習もやっておくべきでコツを押さえる。

接触しそうになったとき、少し引くことも必要。身体同士が接触するのは問題ないが、バイクが接触すると壊れることがある。特にバイクの右側はリアディレイラーがあるので注意する。

やはりどんなときでも冷静になって走ること、今回の場合だと抜きどころを考える。

無理に突っ込んで行っても相手も抜かれたくはない。

 

今回の滑りやすいコーナーリング、感覚が残っているうちに練習しておきたいと思う。

次は2/4 桂川、前を向いて走ろう。

サドルが頭に当たって走り辛い…

どうすりゃいいのよ、なにかコツがあるはずだ。

バンも小雨降るなか頑張ったね。