諦める力

以前に自転車仲間が紹介してくれて興味を持った本。

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諦めるという言葉は一般的にマイナスのイメージがある。しかし、辞書には断念するという意味よりも先にあきらかにするという意味で記されているらしい。

自分の才能や能力を理解して、自分の進む道を明らかにするというふうに捉えられる。

なにかを目指して努力をしていても、叶えられるものかどうかは経験を積んでくるとわかってくる。

心から信じられなければ可能性はないと思う。

自分のことに置き換えてみると、自転車競技で優勝したいと思っていたとしてもロードレースで優勝するというのは想像しにくい。適正なカテゴリー選択をしていたとしてもそのように思う。

自分にはロードレースよりもシクロクロスが向いていた。

ロードレースから逃げてシクロクロスをやるというのではなく、自分の適性がどこにあるかを悟ることができたということだ。

何年か前、ツールドおきなわで優勝すると言っていた。40歳も過ぎて自分の能力をわかっていない、ただのおバカさんだ。

ビックマウスを言って逃げ道を断つというやり方は自分には向いていないこともよくわかった。

やりたいことに向けて努力はするが、自分の能力を理解して自分に期待しない。

そういうやり方が自分には合っていると感じている。

そしてもし結果が出たら、ラッキーって思うくらいがちょうどいい。

 

隔離生活10日目、家に居続けるのも大変。自分はズイフトでストレス発散、妻や子供たちはパン作り、ケーキ作り。

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焼き上がり、パンはまったく膨らまず。完成イメージはこうみたいだけど…

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